ボイトレに関する疑問やお悩みに一問一答形式で答えていきます。
ボイトレに興味がある方は是非参考までにご覧ください。
ボイトレに関するQ&A
Q.誰でも高い声が出るようになりますか?
A.はい。なります。誰でも高音発声する能力はあります。ボイトレで高音発生に必要な筋肉を鍛えていきましょう!
ちなみに高音発生で主に使う筋肉は裏声です。
Q.低い声を出しやすくするポイントは?
A.低音は咽頭から胸部にかけての共鳴がポイントになります。「チェストボイス」の練習がおすすめです。
特に低音のハミング等はおすすめです。
Q.歌っていると声が枯れてくるのですが…
A.それは声帯閉鎖が不十分な可能性があります。声帯がピタッと合わさっていないと、声帯に風があたりダメージを受け声が枯れやすくなります。声帯閉鎖の練習をしましょう。
また、声帯を強く締めすぎた状態(喉締め)でも声が枯れやすくなります。
Q.高い声を出そうとすると声が裏返ってしまいます。
A.声の裏返りを無くすためには、裏声での声帯閉鎖が必要です。裏声を鍛える練習を推奨します。
Q.ミックスボイスとはなんですか?
A.ミックスボイスに関しては、多くのトレーナーが様々な自論を展開していますが、シンプルに言うと「裏声で声帯閉鎖を維持できる状態」と言っていいかと思います。そうすることで声が裏返ることなく高音も低音も自由自在に行き来でき、声質もある程度自在に変えることができるようになります。
多くのアーティストの方々がこの発声方法を使用して歌唱しています。
Q.ミックスボイスの習得にはどのくらい時間がかかりますか?
A.人それぞれです。小さい頃から自然に出来てしまう人もいれば、10年以上練習を重ねて習得する場合もあります。
ただ、おおよそ3年くらいはかかる場合が多いかと思います。
Q.声が鼻声になってしまうのですが…
A.これも声帯閉鎖が不十分だと起こります。歌うときに使う呼気量を減らすように意識しましょう。
Q.喉声になってしまうのですが…
A.歌うときに使う声は主に裏声と思ってもらって構いません。喉声は地声で高音を発声しようとすると起こります。
歌はほとんど裏声を使うものというような意識改革をしてもいいかと思います。
Q.歌っていると息が苦しい、息が続かない原因はなんですか?
A.これも声帯閉鎖が不十分な場合に起こります。声帯閉鎖が不十分だと腹式呼吸が上手くいかず、呼吸が浅くなります。結果息が続かなくなるのです。声帯閉鎖の練習をしましょう。
Q.腹式呼吸が大事と聞いたのですが?
A.腹式呼吸はもちろん歌う際に必須要素となりますが、実はほとんどの方が既に腹式呼吸をできています。
問題なのは、腹式呼吸のクオリティに差があるということです。
腹式呼吸でたくさんの空気を体に溜め、それを少しづつ使っていくためには、肺が膨らむための胸郭(胸や背中)の柔軟性と声帯閉鎖がポイントです。
同じ腹式呼吸でもプロ歌手などはそのクオリティが格段に違うと思っていただければ間違いないと思います。
Q.喉の奥の方に鼻水が垂れてきて困っています…
A.それは後鼻漏という症状です。咽頭内部や鼻腔内部の筋力低下による血流悪化が原因の可能性が高いです。
喉や鼻腔内部を拡張するようなエクササイズがおすすめです。
Q.歌っていて痰が絡む原因はなんですか?
A.声帯閉鎖が不十分だったり、喉を締めすぎていると声帯が炎症を起こします。声帯に炎症が起こると身体の防衛反応として痰(粘液)が分泌されてしまいます。
正しい声帯閉鎖の感覚を身につけ、声帯に負担がかからないようにする必要があります。
Q.歌う時の正しい姿勢は?
A.立位のやや前傾がおすすめです。あまりに直立だと、肩や喉に力みが入りやすくなる場合が多いです。
Q.歌っていると力んでしまいます…
A.力んでいる方の多くは息を完全に止めてしまっている方が多いです。
ブレスを意識し、発声時は呼気を少しづつ使うように心がけましょう。声はもともと「息」です。
また、歌う前のストレッチや健康的な生活習慣も大切になってきます。
Q.おすすめの練習場所はありますか?
A.スタジオやカラオケボックスが理想的ですが、費用を抑えたい場合は車内がいいかと思います。
しかし、車内の窮屈な環境では呼吸が浅くなりやすく、喉締めが起こりやすくなるので、しっかり立位で歌う時間を定期的に取ることも必要です。
Q.高齢でもボイトレの効果はありますか?
A.あります。声が出しやすくなるのはもちろん。嚥下機能の維持や免疫力アップ、認知症予防など、様々な健康効果が期待できます。
レッスン受講に関するQ&A
Q.レッスンを申し込みたいのですが?
A.お申し込みはホームページ上部のメニュー欄から「お問合せ」を開き、記載内容に従って入力フォームに必要事項を入力し、送信ボタンを押してお申し込みください。
Q.レッスンをキャンセルしたいのですが…
A.レッスンをキャンセルしたい場合は、予約日時の24時間前までにお問合せフォームよりご連絡ください。
その際はフォーム内の「その他お悩み、ご要望等」の欄にキャンセル希望の旨をご入力いただき、送信ください。
キャンセルが予約日時の24時間以内になってしまった場合、レッスンは消化扱い(レッスン料100%お支払い頂きます)となります。ご了承ください。体験レッスンの場合も同様となります。
Q.音楽経験が全く無くても大丈夫ですか?
A.全く問題ありません。
Q.レッスン受講の際、持ち物などはありますか?
A.水分補給用の飲み物、マスクをご持参ください。また、入会希望の場合は銀行の届出印・通帳・身分証明書をご持参頂きますと、手続きがスムーズになります。
Q.退会したいのですが…
A.退会をご希望の際は退会月の10日までに、直接あるいはお問合せフォームより、その旨をお伝えいただきますようお願いいたします。
10日を過ぎてしまいますと手続き上、翌月末での退会となってしまいますのでご注意ください。